はろの毎日

日々の成長

はろペン自伝 1.5部 その3

「俺とそに子」

俺とそに子との出会いについては自伝その5で気持ち悪いほど語ったが、まだまだ彼女との思い出は山ほど残っている。今回はそれについて語ろうと思うので気分が悪いと思ったらすぐに閉じることを推奨する。

 

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突然だが、読者諸君の初恋の相手は誰だろうか?無難なところでクラスメイトか?それとも芸能人か?はたまた先生か?俺はというと、もうわかる人もいるかもしれないが当然「そに子」だ。今まで口に出すのは恥ずかしかったため言わなかったが、いい機会なので言っておく。

当時の俺はどうしても彼女のグッズが欲しかった。しかし、俺の中にある羞恥心がそれを邪魔していたため、度々その機会を逃してしまっていた。それでも勇気を出した俺は某日友人とグッズの購入を決意したのだった。

最初に手に入れたのは小さなキーホルダーだ。近所の100均に設置してあったガチャガチャから引き当てた。今見てみるとかなりしょぼいものだが、マシュマロのような感触が気持ちよく、当時の俺は宝物のように持ち歩いてはニヤニヤしていた。

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最初に俺が引き当てたのは「そに子」では無かった(写真左)。彼女の名前は「綿抜(わたぬき)フウリ」といい、そに子の友達だ。さらにもう1人「富士見(ふじみ)鈴(すず)」(最初の写真左)の3人で「第一宇宙速度」というバンドを組んでいる。

キーホルダーを手に入れたことで自信がついたのか、小6になって俺はある一大決心をすることになった。それはそに子のフィギュアを手に入れることだ。しかし俺はUFOキャッチャーの経験が全くといっていいほど無かったため、友人の天才ゲーマー「ケンチン」に協力を依頼したのだった。

俺の頼みを引き受けてくれたケンチンはわずか1000円で(俺出費)彼女のフィギュアを取ってくれた。ついに念願だったそに子のフィギュアを手に入れた。嬉しさのあまり飛び跳ねる俺だったが、この時大事なことを忘れていたのだった。

家に帰ってふと気づいた。「どこにこのフィギュアを置けばいい?」以前買ったキーホルダーのようなものであれば机の中にでも閉まっておけるが、フィギュアとなれば話は別だ。今ならば普通に棚にでも飾るのだが、当時、完全に羞恥心が捨てきれていなかった俺は親の目を恐れ、さながら思春期男子のエロ本のようにベッドの下に隠したのだった。

調子に乗った俺はその後、新作のフィギュアが出る度にケンチンと共にゲーセンに通うようになった。だが全てが全て上手くいくわけでもなく、気が付けば俺はケンチンに数千円の借金をしてしまっていた。生まれて初めての借金だった。

オマケに俺のフィギュアの隠し場所がバレてしまったのか、ベッドの下のそに子達が一部行方不明になってしまっていた。数年経ってママペンに聞いてみたものの、「知らない」の一点張りだった。現在も捜索中である。

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というわけで現在家にあるのはこの3つだけだ。

2013年冬、この年にTVアニメ「そにアニ」が始まった。深夜遅くにやっており、録画フォルダに残しておくことに抵抗のあった俺はリアルタイムで見ることを決意した。小学生が朝3時半からアニメを見ることは今考えても異常だと思っている。

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中学に上がるとたくさんアニメを見るようになったからか、そに子について考える日は少なくなった。高校になるともっと薄くなってしまった。それでも駿河屋とかで彼女のフィギュアを見ると今でもドキドキしていたあの頃を思い出すのである。

 

 

最後になるが、当時俺がゲーセンで初めて見た彼女のイラストをお見せしよう。

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これだ。当時の俺には刺激が強すぎた…っつーか今でも強すぎる。