はろの毎日

日々の成長

はろペン婚活へ ~タッグバトル編~

前回の婚活イベントからひと月後、中学の友人であり、俺同様彼女募集中の旗を掲げている同志、フクちゃんからラインが一件送られてきた。

それは6月に県内某繁華街で開催される街コンへの誘いだった。どうやらフクちゃんはこの手のイベントの経験がなく、一緒に向かう仲間がほしかったらしい。俺は前回のこと(全記事参照)もあってあまり気はのらなかったが、せっかくの誘いを断るのも悪いし、勇気を出して参加することにした。

今回開催される街コンは前回のような小規模のものではなく、男女各50人、計100人が集まるビッグイベントで、当日は豪華な食事もついてくるとのことだった。なお、参加費は男8500円、女2000円(くらい)である。前回の価格が7500円だったので多少割高に思えたが、ご飯がついてくるとあれば考えようによっては安いともとれるのではなかろうか。

そんなわけで当日。会場は繁華街の中心にあるイタリア料理店だ(内装については↑参照)。覚悟を決めた俺たちは入り口にいた受付の人に自分たちの席へ案内されたのだが、ここで俺は予想外の事実を知ることになった。

今回の街コン、当日は二人バラバラの席に案内されるものだと俺は勝手に思っていたのだが、どうやら複数人で参加したチームは基本的に全員終わりまで一緒で、同席する異性についても自分たち同様、ペアでの参加者が割り当てられるとのことだった。要は前回のような自分と相手の1対1で話をするシングル戦ではなく、男女2対2のチーム戦というワケだ。

スケジュールとしては、まず同席している異性ペアと15分ほど会話をし、時間になったら男性のみ隣の席へ移動。そこから新たなペアと会話を始め、これを7~8回ほど繰り返す。最後に30分程度あるフリータイムで、もう一度話をしたいと思った相手、もしくはまだ話をしたことのない相手と会話をし、そこでイベント終了後の予定を聞いたり、連絡先を交換したりするらしい。うまくいけばここで食事に誘えたり、相手をお持ち帰りできたりするみたいだ。

なお、今回はあくまで「街コン」であるため、「この人とマッチングしたい!」という希望を書くシートのようなものはなく、あるとすれば最初に用意された名刺サイズの簡単なプロフィールシートだけだった。

1回目の相手ペアが来たと同時に、自分たちのテーブルに食事が運ばれた。おしゃれなイタリア料理店なんだからさぞ見たことも聞いたこともないような料理が運ばれてくるのかな?なんて思っていたのだが…出てきた料理はフライドポテト、フライドチキン、チーズと、小学生くらいのガキが喜んで飛びつくような安いラインナップだった。多分そのお店の中にある、安い料理を上から順に持ってきたのだと思う。まぁ味は普通にウマかったんだが…

最初のペアはぶっちゃけ二人とも自分のタイプで、なんとか場を盛り上げようと俺とフクちゃんは頑張ったのだが、だいぶ空回りしてしまい、中途半端な雰囲気で交代となってしまった。会話といえば出身地の話、仕事の話しかしていなかったと思う。ちなみに会話が詰まった時用に、テーブルの上には簡単な質問が書かれたカードが何枚かあったのだが、これを使うのは”負け”だろうなと思っていた。

最初こそ大きくズッコケてしまったが、2回目、3回目と回数を重ねていくうちに少しずつ会場のボルテージが上がってくるため、後半になればその場のノリと流れだけで盛り上がることができた。個人的には「呪術廻戦」が好きな相手と話をしている時が一番楽しかった。

参加者の年齢層は話を聞いた感じ女性が25歳前後、男性が25~30歳だったと思われる。職業については男性側には聞かなかったが、女性はざっと事務員、保育士、看護師の3つが多かったと思う。後者2つの職種は仕事上での出会いが無いため、この手のイベントに来やすい、とどこかで聞いたことがあったが、なるほどその通りなんだなと実感した。

さて、長かったトークタイムもついに終わり、ここからが本番といっても過言ではない"フリータイム"が幕を開けた。俺とフクちゃんはまず、ここまで話してきた相手の中から誰にアプローチしていこうか話し合っていたのだが、これがもう既に大きな間違いであった。

というのも俺たちがチンタラ話している間、周りの野郎どもはフリータイム開始の合図とともに獲物を捕らえた獣のごとく、比較的かわいい子から順にアタックを仕掛けていたのだ。

そんなワケで俺たちが動き出した頃にはほぼすべての女性らが既に”完売”状態となっており、周りを見ればもう俺たちなど完全に蚊帳の外であった。棒のように立つことしかできなかった俺たち二人は成すすべなく、空いたテーブルにおいてある、冷めたフライドポテトの残りをもしゃもしゃ食べることしかできなかった。

さらに残酷なのはこの状況から閉会まであと20分近く時間が残されていたことであり、いわゆる”勝ち組”の男性らは俺たちを脇目に見ながら鼻で笑っていたことだろう。一応断っておくが、この時”負け組”だったであろうグループは俺たち以外にも2~3組程度はいた。

勝ち組グループと負け組グループを交互に眺めていること数分、フリータイムが終了し、俺たちはやっと外の空気を吸うことができた。周りを見れば女を連れてカフェやらカラオケやら向かうグループだらけであった。俺たちはというと、近くのカラオケへ行き、互いの気が済むまで歌いつづけていた。なお、その店内で途中トイレに向かう際、トイレ向かいの部屋で見知った顔の男女数人がワイワイやってた光景を見た時にはもう冷笑することしかできなかった。

その後は駿河屋でガンプラを買い、五味八珍でラーメンを食い、友達と別れた後、一人ゲーセンで麻雀をやりつつ家へ帰った。ゲーセンにいる頃には街コンのショックなどとうに消え去っており、むしろマッチング成立しなかったからこそ好き放題金を使えたことを考えれば、これはこれで正解じゃね?と考えるくらいだった。

2回目の婚活も成果なし、というかたちで幕を閉じたが、俺とフクちゃんの友情は間違いなく深まったと思う。この後数か月後に他の友人らと集まり、今回の出来事を話したのだが、まぁボロクソに言われたものだった。

前回と今回、2回のイベントを通して自分の中で反省点や改めて思うことなど色々あったが、それは次の記事でまとめて書くことにする。なぜならこの後、3回目となる街コンイベントに俺は参加していたのだから。

…

次回「はろペン婚活へ~バトルシティ編~」に続く。

はろペン婚活へ

24にもなれば真っ当な青年男性は嫁や彼女がいてもいい頃だ。だが俺はどうだろう、嫁はもちろん彼女もできたことがない。

少し前まではそれでもまぁなんとかなるだろうと思っていたが、同級生との会話の中で彼女関係の話題になった時、リアクションをとることだけが精一杯の自分に俺は危機感を覚えるようになった。

こういう時一番手っ取り早いのはマッチングアプリだが、そんなものやったところで何も起きないまま無駄金を払い続けるのが関の山だろう。

そこで辿り着いたのが、婚活イベントだった。  

 

はろペン、婚活イベントへ

 

年末に中学の友達との集まりがあり、俺はそこで翌月開催される婚活イベントの存在を知った。

流石にそれは心の準備が整っておらず見送ったが、色々調べてみたところ、婚活イベント自体は県内各地で定期的に開催されているようで、ものは試しにひとつくらい行ってみてもいいんじゃないかと思った。

数ある中から選んだのは3月末、今の居住先近辺で開催される、アニメ・漫画・ゲーム好き向けの婚活イベントだった。理由は…まぁ言うまでもないだろう。ちなみに価格は男性7500円、女性は確か2000円くらいだった。今回は初回サービスと早割があったため、最終的に6500円に落ち着いた。それでも十分高いと思ったが相場はだいたいそんなもんみたいだ。

取り急ぎ友達からそれっぽい服を選んでもらい、会社の先輩から髪のセット等教えてもらったことで「中学時代と全く変わってない」と笑われていた俺のビジュアルは多少マシになった…気がした。

そんな訳でイベント当日。諸々の事情から5分ほど遅刻し、慌てふためき会場へ到着。そこでまず衝撃を受けた。

婚活イベントの会場といえば写真のような賑やかなイベントホールを想像していたのだが、実際は下の写真のような学校の教室くらいのスペースに、長机8台とホワイトボードが置いてあるだけのいたってシンプルな会議室だった。長机、ボードの配置は恐らく会議で使った時のままだろう。今から会社説明会でも始まるのではないかという空気だった。

長テーブルには右端に女性、左端に男性が座るようなかたちになっており、俺は司会者の指示に従い、一番左奥の机の左端に座った。

参加人数は俺含めたった12人(男性8人、女性4人)。司会者の話から察するにあと2人ほど女性が来る予定だったらしいが待っても来ず、結局この12人でイベント?は始まった。ちなみに参加者全員にはそれぞれ番号が割り振られ、参加者はお互いを番号で認識し合っていた。

自分の机の上には

・プロフィールカード

・印象の良かった人の番号を記入する用紙(以下、用紙A)

・マッチングしたい番号の人を記入する用紙(以下、用紙B)

・メモ用紙

の計4枚がファイルに挟まっていた。プロフィールカードはイベント開始までに書く必要があったが、遅刻した俺は焦りながらのなぐり書きとなってしまった。プロフィールカードに書く内容はおおよそ以下の通りだ。

 

・名前(名字のみ、もしくは名前のみでも可)

・身長

・出身地など(今の居住先、一人暮らしor実家暮らし?、家族構成)

・趣味、好きな食べ物

・簡単な選択形式の質問(犬派or猫派?出かけるなら水族館or動物園?など)

 

そんなわけでイベントスタート。大まかな流れとしては

 

①隣の人とプロフィールカードを交換し、3分ほど会話

②男性のみ席順が一列ずれ、新たに隣になった人と①同様に会話。参加者全員が話し終わるまでこれを3周繰り返す。

③用紙Aへ印象が良かった番号の人を1〜3位の順に記入。この人とマッチングしたい!という異性がいるようならば用紙Bにその人の番号を記入(書くor書かないは自由だが、ここでお互い繋がればマッチング成立となる)。

 

まぁだいたいこんな感じだが、1周目が終わった時点で、俺はこの場にいる女性たちに対し、ひとつの疑問が浮かび上がった。それはここにいる女性参加者は恐らくアニメ・漫画・ゲームにあまり興味がないのではないかということだった。

というのも相手の口からアニメ等に関するワードは一切出てこず、プロフィールカードを見ても趣味の欄はだいたいドライブや買い物、犬の散歩といった無難なものばかりで、全体の雰囲気も参加するイベントを間違えたのではないかと思ってしまうほど落ち着いていた。学校でクラス替えがあった時、隣近所の席の人と簡単な自己紹介をやったことがあったが、それに近いような雰囲気だった。

あまりにも俺が思い描いていたものと違っため、最初に当たった人に対し「これってアニメとか好きな人が集まるやつですよね…?」と聞いたが「なんかそんな感じみたいですね」というあいまいな返事しかもらえなかった。実際その人自身は特にオタクトークを楽しみたかった訳ではなく、なんとなくで参加したとのことだった。

一応ひとり刀剣乱舞が好きな方がおり、その人とちょろっとアニメトークはできたが、残りの人たちとは休日の過ごし方や地元の話などアニメのアの字も出てこないくらい普通のトークを続けるだけだった。

とりあえず全員と話して分かったことは、今回の参加者は全員会場近辺在住であり、年齢層は30歳前後が多めで、24歳という自分の年齢はやや若いということだった。

アニメトークを半ば封じられた俺の会話で一番ウケが良かったのは、実家で魚(カクレクマノミ)を飼っていることだった。そこから現在の勤務先、大学の活動にも話を広げることはできたが、俺は事前に何の作品のどのキャラについて語ろうかこの日を迎えるまでずっと考えていたため、正直楽しめた気はしなかった。また、3周あるとはいえ、一人あたりに割り振られた時間がたった3分と少なく、2週目以降になれば1週目になんの話をしたかいちいち思い出さないといけないのでとにかく忙しかった。

3周目が終わり、用紙A、Bを司会者に提出した後、ついに結果発表の時間になった。

結果発表の流れは

 

①参加者全員に封筒が渡され、女性のみ先に退出(退出後に封筒を開封する)。

②男性はそのまま室内で封筒を開封し、退出。ただし「あなたは〇番の方とマッチング成立しました」と書かれた紙が入っていた人は退出後、外で待ってるペアの女性と合流。

 

前述した通りマッチングしたい人を書く書かないは個人の自由であり、書かなければどうなろうと封筒は空っぽである。俺はというと思い切って一人、繋がりたい女性の番号を書いた。

封筒が渡される前に司会者から「今回マッチング成立したペアが3組いる」との話があった。倍率は思っていたより高くなかったのでこれはもしやとドキドキしていたが…

…どうやらハズレを引いたようだった。

俺含めマッチング成立しなかった残念組は成立組を脇目に見ながらトボトボ帰路についた。

…負け惜しみと思われるかもしれないが正直な話、この時の俺の胸中は残念感より安心感の方が上回っていたのかもしれない。というのも仮に今ここで誰かと成立すれば、当然この後どこでなにをするか考えなくてはならない。どこかで話をするにしても、アニメトークができなければビミョーな空気が続くだけなので、それならいっそ成立しない方がお互いのためというやつだ。

今回のイベントは肩透かしもくらった反面、少しはいい経験になったと思う。反省点、今後の課題は山程あるが、まずは勇気を出してこのイベントに挑戦した自分を褒めてあげたい。とにかく若さは最大の武器ということが分かった今、勢いに任せてもう一度この手のイベントに挑戦するのも案外アリかもしれないな。

イベント終了後は特に予定も無かったので、近くのゲームセンターで時間を潰すことにした。

…やっぱ現実の女よりこっち(二次元萌え萌え女の子)だな!

 

 

以下余談

イベント終了後、俺と同じく残念組となった男性と今回のような婚活イベントのことで色々話を聞いた。ここであったのも何かの縁、ということでライン交換をしたのだが、その方が俺のホーム画面を見て、

(画像見つからなかったのでイメージです)

「あ、戦術機。マブラヴは原作やってないんですけどアニメは見てましたよ。今なんかゲーム(マブガル)人気みたいですね」

 

めっちゃオタクだった。

ライブに行った話 その4(後編)

立て続けに迫りくる”地獄”をこの時の俺はただ受け入れることしかできなかった。

考えてみればこれまで参加してきたライブは全て春、秋、冬と気候的に恵まれており、やや肌寒かった冬季においても会場内は完全屋内型だったことから外気については全く気にならなかった。

この日の都心は夏前にも関わらず気温は30℃超えであり、ドーム内は日光こそ遮ってはいたものの、ヲタクの熱気と外界からの暖気により半分サウナ状態になっていた。雲のようなものすら見えたがそれが演出なのか自然現象なのかは気にしないことにした。

前編で書き忘れていたが、俺たちの座席はアリーナであり、キャストの表情がギリギリ見えるくらいの位置だった。グッズを全て買い逃したことから必需品であるペンライトも当然持っていなかったのだが、T氏が予備?として数本携えていたのでとりあえず事なきを得た。

ライブ開始時刻になった。静寂の中、ステージ後方に用意された大きな砂浜に、ダイヤさんの声優である小宮有紗が「Aqours」とゆっくり書き込む。アニメファンならニヤリとなること間違いなしだろう。すべて書き終えた後、会場内からは歓声が上がった。

で、開幕1曲目は「DREAMY COLOR」。ゆったりしたイントロから始まり、サビに向かうにつれ、徐々に盛り上がっていくこの曲はまさにライブのスタートを飾るにふさわしいといえるだろう。

そこから「GEMSTONE”DE-A-I”」を挟み、「Step! ZERO to ONE」→「届かない星だとしても」→「恋になりたいAQUARIUM(以下恋アク)」と、初期の名曲が立て続けに流れた。この3曲は自分が中坊の頃、Aqoursを必死で追っかけてた時の曲だったのでとても感慨深かった。

特に恋アクはリリース当時、ワクワクしながらお小遣いを片手にメロンブックスでCDを買った思い出がある。たかがCD1つで…と思うかもしれないが、当時はAqoursに関することならどんなことでも胸を高鳴らせていた。

次に流れたのは「Deep Blue」。Aqoursの中でも割と新しめの曲であり、「幻日のヨハネ」のゲームソングだ。名曲ではあるものの出所が出所なだけにマイナーソングなイメージがあったため、これをフィナーレに持ってくるのは想定してなかった。

この後の「Daydream warrior」、「スリリングワンウェイ」までの構成は1日目、2日目ともに同じであり、ここから続くアニメ挿入歌メドレーから分岐となる。1日目はアニメ1期、2日目はアニメ2期のメドレーとなり、2日目であった当日は2期オープニング曲「未来の僕らは知ってるよ」から「WONDERFUL STORIES」、おまけの「キセキヒカル」まで俺的激熱メドレーが繰り広げられた。

ただあろうことかT氏から借りたペンライトの電池が途中で切れてしまい、そこからはついた消えたの繰り返しだった。片づけてもよかったのだが右手が寂しくなるためペンライトは結局最後まで握っていた。

メドレー終了後も熱は冷めないどころか「HAPPY PARTY TRAIN」、「未体験HORAIZON」とAqoursを代表する曲が相次いで流れ、まさにラブライブサンシャインの集大成ともいえるセットリストであった。

そしてライブはついに終盤。最後の曲は2期のエンディングである「勇気はどこに?君の胸に!」であった。この時会場はヲタク達が個々に持っているペンライトで虹を作りだしており、アリーナ席からはぐるりとその光景を眺めることができた。T氏いわくこれは有志らがSNSを通して考えた企画とのことであり、逆張りとマウントが大好きなヲタクも団結することができるものなんだなぁと感じた。

 

とまぁそんなこんなでライブは終わり、後はさっさと帰るだけだったのだが、場外から駅までは入場時以上のヲタク・大混雑が発生しており電車どころか数m先の駅にすらたどり着くのは不可能な状態となっていた。

この時点で自分とT氏にあった選択肢は”このまま渋滞が解消されるのを待つ”か”歩いて多摩湖駅まで向かう”だった。歩くのは面倒だったが、とにかく一刻も早く帰って横になりたかった俺は後者を選んだ。

 

 

今までのそれとは比較にならないくらい色々なことがあり過ぎたライブだったが、今振り返ってみればどれもいい思い出だったと思う。特に最後、会場から多摩湖駅までの道中はT氏と感想を語り合ったり、クワガタを見つけて興奮したり、同じルートを歩いていたヲタク連中と色々語りあったり、楽しいことがいっぱいあった。

ラブライブシリーズは無印、サンシャイン、ニジガクあたりまではそれぞれ色々な思い出があり、なかでもサンシャインは冗談抜きで自分の人生を変えるほどの出会いを与えてくれた作品であり、そんな作品のフィナーレに立ち合えたことはとても誇らしいと思う。ありがとうT氏。

今後別のライブに行くかどうかはまだわからないが、もし今回のようなラブライブの歴史に残るような大きなイベントがあったら参加してもいいかもしれない。

ただしそれは会場がベルーナドームでない場合に限る。

ライブに行った話 その4(前編)

社会人になってからというもの、俺は以前ほどアニメに熱中しない生活をおくっていた。理由は単に自分の時間が減ったのもあるが、一番は社会人にもなってアニメだのゲームだのではしゃいでいるのはさすがにみっともないと思ったからだ。

だがしかし、2025年6月某日。俺は再びライブ会場へ足を運んでいた。

それはいうまでもなくラブライブのライブなのだが、重要なのは今回のそれが「ラブライブサンシャイン」シリーズのファイナルライブということだ。

正直いうと俺はこのライブが開催されることを知ったのは告知されてから随分後だった。それに知ったところで「ふーん」程度の感想しかなかったのだが、大学時代の友人T氏から一緒にこのライブに参加しないかというLINEがきていた。

T氏には申し訳ないが、当時は本当にどうでもよかった。ただ久々に連絡をくれた友人に対し断るのも悪いなぁという気持ちが勝ち、参加を申し込んだ。その時聞いた話だとファイナルということで当選倍率は非常に高いらしく、まぁどーせ当たらないだろうなと思っていた。

が、後日T氏から当選した旨の連絡がきた。今思えば俺自身の無欲さが功を奏したのかもしれない。

 

そんなこんなでライブ当日。今回の会場は埼玉県所沢市に位置し、西武ライオンズのホームグラウンドである「ベルーナドーム」だ。近くには西武園ゆうえんちがあり、会場へ向かう電車からはその景色を眺めることができる。

ちなみにこの会場、

もう二度と行きたくないとライブ終了後に思わせるレベルの地獄だったことは先に述べておく。

 

友人T氏は八王子に住んでいるため、当日T氏自宅前で合流し、一緒に会場まで行こうという計画をたてていた。必須アイテムであるペンライトやTシャツは用意してなかったが、ライブ通のT氏いわく「開場後に物販会場へ行けば並ばず買える」とのことなので、開演少し前を狙って会場へ向かった(俺が色々トラブったのもあったが…)。

が、この考えが甘かった。

まず会場までは国分寺駅から西武多摩湖線に乗り、そこから多摩湖駅にて西武山口線に乗り換え、終点である西武球場前駅まで向かうのが一般的なルートなのだが、問題なのは多摩湖駅から乗り換える西武山口線である。

市街地を通る多摩湖線とは違い、山口線はベルーナドーム一帯を走る鉄道であり、イメージとしてはディ〇ニーリゾートラインに近い。鉄道自体は小さく可愛らしいデザインであり、とても数万人規模のヲタクを運べる電車でないことは明らかであった。そのため、出発時刻に間に合っても既に車内が平日朝の通勤ラッシュ時のような惨状となっており、俺たちは次を待つしかなかった。

ライブ開始まで残り30分。俺たちを乗せたヲタク列車はついに終点まで到着した。駅からドームまでは目と鼻の先。あとはこっちのもんじゃい!と思ってたのだがまだ地獄は終わらなかった。むしろここからが本当の地獄だった。

まずライブ開始30分前だというのに、物販会場は長蛇の列が未だ続いており、グッズは諦めざるを得ない状況だった。列がはけるのを期待していたが、係員の「このままでは開始時刻までに間に合いません」が俺にとどめを刺してきた。

仕方なくグッズは諦め、手ぶらで座席まで向かうことになった俺たちだが、待っていたのはドームには行かせんぞと言わんばかりの人ごみだった。足の踏み場はなく、もはや誰がどこへ向かっているのかわからない状態になっていた。先陣を切るT氏の後をついていくので精いっぱいだった俺の頭にあったのは「早く帰って寝たい」だった。

色々あった結果、開始時刻ぎりぎり数分前に俺とT氏は座席へたどり着いたのだが、俺はこの時、このベルーナドームの最も恐ろしい点に気付いてしまった。ドーム内はスタジアムの上に屋根が覆いかぶさった構造となっており、屋根とスタジアムは数本の柱で支えられている(詳しくは上記写真の中心らへん)。その都合上このドームには壁が存在しないのだが、これは即ち

外の空気(暖気)がそのまま中へ

入る構造になっているのだ。

 

後編へ続く…

ハチロク買おーぜ

社会人になって1年が経った。色々積もる話(主に暗い話題)はあるが、ネガティブなことばかり書いても鬱になるだけなので、とりあえず明るい話題を話そうと思う。

 

年明けに車を買った。車種はトヨタ86。割と有名なスポーツカーである。

自分がこの車を選んだ理由はスポーツカーの中では比較的安価であることと「頭文字D」の後継作である「MFゴースト」の主人公が乗っているからである。俺がどういう人間か知っている人なら分かると思うが、後者がなにより一番の理由である。

自分が今住んでいる場所と作品の舞台は劇近なため、暇なときはたまに聖地巡礼も兼ねてドライブに向かっている。アニメで見た場所を走ると思わずアクセル全開で突っ走りたくなるが、そこは安全第一。

小田原とか真鶴とか近辺。

マニュアルなので慣れてないうちはエンストを起こすこともしばしばだったが、最近はいい感じに動かせるようになってきた。

そうなるとやりたくなるのは車のカスタムだ。俺の希望としては作品に出てくる86とそっくりそのままで仕上げたいのだが、親にドアにステッカーを貼るのだけはやめてくれと言われた。正直それをまず最初にやりたかった。

ホイールやらサスペンションを変えたりウイングをつけたりしたいが、いずれにしても金はかかるのでゆっくりやっていこうと思う。生活費はかなりギリギリで過ごしているのでまぁなんとかなるかな。

あと覚悟はしていたが、低燃費かつハイオク車なので普通に動かすだけでもえらく金がかかる。

俺とアニメ

自分がアニメの世界に入ったいちばん最初のキッカケはガンダムだと思う。ただ小学3年生当時の俺は「ガンダムかっけー」程度しか考えておらず、ガンプラの為だけに日々お小遣いを貯めていた。

まさかこの後自分が美少女アニメのグッズを買いまくり、アイドルアニメの現地ライブに参加するまでになるとはこの時知る由も無かった。

ガンダムシリーズを追っていた自分が次に目を付けたのはマクロスF(フロンティア)だった。

数あるロボットアニメの中で何故マクロスFを選んだかはよく覚えていないが、恐らく当時スパロボにハマっていたことと、作中のヒロイン「ランカ・リー」が可愛かったからだと思う。

この時既に”オタク・ワールド”に片足突っ込んでいたのは小学生だった自分でも薄々感じてはいたが、当時の自分はアングラな世界に生きるオタクたちのことをカッコいいと思っており、自分もそういう人間になっていいかもな…という考えがあった。

”当時”というのはだいたい2010年くらいの話で、この時は今ほどアニメ文化が一般に浸透しておらず、アニメが好きというだけで日陰者扱いされてもおかしくは無かった。

 

小5になってからは友達と近所のゲーセンによく通い、メダルゲームや格闘ゲームでお金を浪費していた。この時クレーンゲームコーナーで偶然見つけた「すーぱーそに子」のフィギュアに心を奪われ、片足だけで済んでいたアニメオタクの沼に下半身くらいまでハマってしまった。この辺りの話は別の記事で纏めたので省略する。まぁざっくり言えばこの「すーぱーそに子」との出会いが、自分の生活を一変させてしまったのだ。

自分の初めて見た深夜アニメが今しがた紹介した「すーぱーそに子」主役の作品「そにアニ」で、親の目を盗みながら毎週朝早く(AM3:00)視聴していた。また、これとほぼ同時期に「侵略!イカ娘」も見ていた。

恐らく「そに子」と「イカ娘」が自分の今に繋がる”美少女アニメオタク”の屋台骨を作ったといっても過言では無いだろう。

当時は自分の周りに理解者も共感者もおらず、誰かとアニメトークをするなど一切無かったが、この自分一人だけの空間がどこか居心地よく、次はどんなアニメと出会うのだろうと胸を弾ませていた、そんな小学生時代だった。

ライブに行った話 その3

異次元フェスから1ヶ月後、俺はまた別のライブで横浜へ向かっていた。今回はニジガク単独の6thライブで、俺にとっては5thライブに続き2回目となるナンバリングのライブであった。

このライブ、メッチャ行きたかったかと聞かれるとぶっちゃけそうでも無かったのだが、去年買ったニジガクOVAの中に先行抽選券が同封されており、「せっかくだからやっとくか」といった軽い気持ちで応募した。

軽い気持ちとは言ったものの、当選したことについては非常にありがたい。ただ、異次元フェスでかなり金を消費し、今回のライブでそこからさらにチケット代、グッズ代、交通費…と引かれたため、その辺りは色々厳しかった。

そんなワケでライブ当日。今回の会場は「Kアリーナ横浜」だ。ここは去年みなとみらいに出来た大型イベントホールで、アンパンマンミュージアムの隣にある。

最初こっちがKアリーナだと思っていた。

で、このKアリーナ、規模としては申し分ないのだが、横浜駅からは結構歩くため、読者の中でもし今後この会場に足を運ぶ方がいるようならば、横浜駅ではなく、より近い「新高島駅」を利用することを勧める。

会場には11時半頃到着した。最低限欲しかったグッズは既に事前物販で済ませていたものの、物販コーナーは割と空いていたので、かすみんのアクリルスタンドとはがきを2枚買った。このはがきについてはまた後で説明する。

 

場内には今後発売されるスケールフィギュアの告知看板、「洋服の青山」とのコラボスーツ等展示されていたが、最も注目を集めていたのはなんといっても個人参加型のイベント「ニジガクのど自慢大会」だろう。

このイベントは今回初の試みとなるもので、事前にエントリーした有志がニジガクの楽曲を力の限り歌い、その愛を聴衆らに証明する”自分が主役”となるイベントだ。

…とまぁここまで書いている分にはとても面白そうなイベントなのだが、スタートを飾った前日、聴衆たちのオタク・コールが尋常じゃないレベルでうるさく、近隣住民から苦情がきてしまい、挙句の果てには警察まで出動するという、もはや公害レベルの状況を引き起こしてしまったのだ。

とはいってもなんやかんや盛況だったのは事実で、2日目となる今日は声出し禁止を条件に開催された。ちなみにその近隣住民とは恐らく写真の向こうに見えるタワマンの住民たちなのだろうが、会場からマンションまでの間には線路、大きな川、河川敷が挟まれおり、まあまあ距離はあるように見えた。どんだけうるさかったんだよ。

一応多くのオタクはそのルールを守ってはいたが、その中にはできないならできないで激しめのオタ芸を炸裂したり、運動会の応援団が持つようなクッッソでかい旗を振りかざしたり、声優の写真集をこれ見よがしに広げ駆け回ったり…と各々工夫しながらイベントを盛り上げていた。まさに”オタク博物館”といった感じだった。

冒頭触れた通り、隣にはアンパンマンミュージアムがあり、そっちが目的で訪れる親子連れも当然いたため、「ママあれなーに」「しっ!見ちゃダメよ!」といった微笑ましい光景も見ることができた。

そんなやかましい会場を離れてすぐにあるのが、ニジガクメンバーとのラブレター交換所だ。

今回のライブは”ファンとメンバーとの愛の交換”がコンセプトであり、このラブレター交換はそれになぞらえてできた企画だ。流れとしては写真にある各メンバーのロッカー内に自分が書いたラブレターを家の住所と一緒に送り、後日自宅にメンバーからの返信が届く…というものだ。気づいた方もいるかもしれないが、そのラブレターとなる用紙が先ほど紹介したはがきなのだ。

返信とはいっても、数万人規模のラブレターひとつひとつに返信を書くなど流石に不可能だろうし、恐らくテンプレの文章を張り付けるだけのチープな企画なのだろうとは想像していたが、せっかく来たので俺もかすみんに向けて一枚ラブレターを書くことにした(もう一枚は予備)。

「愛してます」とかド直球なメッセージはいくらなんでも恥ずかしかったので、「いつも応援してます」「少し早いけど誕生日おめでとう」の二言と、ちょっとした絵を添えてロッカーに投函した。もし身内や友人に中身を見られようものなら確実に笑い者扱いされるだろうが、まぁ自分とかすみん以外に見る人もいないだろうし、そこは大丈夫だと思いたい。親に見られた日にはなんて説明すべきだろうか。

 

あれ?これ実家に届くんだよな?

気づいた時にはもう遅かった。

 

その後はライブが始まるまで近くにある横浜ベイクォーターや日産ギャラリー、スーパーマーケット「OK」等をぶらぶら散歩していた。しかし日産ギャラリー以外は時間を潰せるほど見るものも無かったため、結局俺は開場までほとんどの時間を「ニジガクのど自慢大会」で潰していた。多種多様のオタクは見ている分には非常に面白かった。

そして時刻は15時。いよいよ開場だ。俺の座席は最上階とあまりいい席では無かったが、それでも前回の異次元フェスに比べれば幾分かマシに思えた。しかし最上階まで階段で上がるのは結構きつく、上の売店で売られているペットボトル飲料はほぼ全て1本500円という強気な値段設定なので事前に買っておけばよかったと後悔した。一応アクエリアスに限り”特別価格200円”と大々的に書かれていたが、お前よくそんなんで特別価格を名乗れたなと思った。

ライブは17時から始まった。今回用いられる楽曲は去年発売されたOVAで使われた曲、そして同じく去年発売されたニジガクの5thアルバムからのものがほとんどで、この辺を抑えていれば十分楽しめるライブとなっている。また、幕間で流れるメンバー同士の会話はスクフェス2で展開されているストーリーの続きという形で進行している。

この辺の知識は自分からすれば知ってて当然なので、「なんだこの曲」となることは一切無く、最初から最後まで楽しめた。
5thアルバムの曲は全てラブソングで、一部を除きしっとりした曲が中心となっている。それぞれの歌詞も”あなた”へ向けた愛情が伝わるようなフレーズが多用されており、声優たちもここぞとばかりにファンサービスをかっ飛ばしてきたのが印象に残った。メロメロになったオタクもきっといたことだろう。ちなみに自分はというと「この人たちも裏では彼氏といちゃついてるだろうにやってくれるよなぁ」と相変わらずひねくれた考えで見ていた。

彼方ちゃん衣装の鬼頭明里は正直ドキッとした。

最初の自己紹介やライブ終盤にひとりひとり感想を語るシーンでは声優同士の百合営業もとい、いちゃいちゃ展開も繰り広げられ、何かあるたびにフロア内からは歓声が沸いた。本人らは営業のつもりだろうが、そういうシーンにオタクはホイホイ流されるため、声優とは本当に罪な存在だなぁと思った。

とまぁここまでだけなら「こいつ本当に楽しめたのか?」となるかもしれないが、曲に関してはどれも本当に素晴らしかった。アルバム曲からは桜坂しずくの歌う、本人らしからぬ曲「小悪魔LOVE」や上原歩夢らしい、歌詞がやたら重い曲「Walking Dream」で場は盛り上がった。この他にもOVAの楽曲、年明け最初のライブということもあって用意された新年ソング「Happy Nyan Days」、来週発売されるシングル「New Years March!」…と、ここ1年のニジガク楽曲がこれでもかといわんばかりに流れた。まさに至れり尽くせりといった感じであった。

そして時刻は21時。最後にアルバムのメイン曲であり、メンバー全員が歌う「Fly With You!」を幕引きに、ライブは終了した。あっという間の4時間だった。余韻に浸っていたいところだが、翌日は朝からバイトがあるため急いで横浜駅へ向かった。

 

これは前回の記事でも触れたことだが、自分が参加する現地ライブはこれが最後になる…と思う。というのも俺は今年大学を卒業し、晴れて社会人となるのだ。自由に時間を使える大学生とは違い、社会に出て仕事をすれば例え休日といえど遊びに行けるようなバイタリティは自分には絶対無いと思う。まぁまだ実際に働いてもいないのでその辺は何とも言えないのだが…

理由はそれだけではない。むしろこっちが本心なのだが、自分も社会人になるのをいい機会に、オタク・ライフからいい加減足を引こうと思っているのだ。こういった趣味は学生のうちなら”若気の至り”で済むかもしれないが、社会人にもなってアニメアニメ言っているのは流石にどうかと思う。「アニメ」が好きならまだしも「声優」は特にマズい。これ以上深入りする前にとっとと切り捨てることが先決かもしれない。

といったものの、今後開催されるイベントで会場が静岡県内のどこかだった時にはもしかしたらぬるっと参加するかもしれない。まぁその時はその時だ。